LINE×フリマの概要は次の通りです!
- 家族で月収100万円
- 小学校5年生でも稼いだ実績を公開
- 先着100名限定(メールアドレスの登録が必要)
- LINEでコピペして毎月100万円を手にする新しい手法
LINE×フリマとはLINEをコピペして毎月100万円を稼げるシステムのようです。
小学5年生が稼いだ実績があるようですが、実績の根拠となるデータは、LP(紹介ページ)には記載されておりません。
どうやらHIDEKIという人物が紹介しているこの案件は、物販で稼ぐビジネスモデルのようです。
HIDEKIとは何者?
HIDEKIという人物は、カリスマオンライン講師として紹介されています。
プロフィールには以下のような自己紹介がありました。
- 52歳の小学校5年生と2年生の2人の父親
- ネットビジネス歴16年以上
- 年商1億円プレイヤー兼カリスマオンライン講師
教え子はこれまで累計1,000人を超え、その中から月収100万円プレイヤーを300名輩出。
専門はフリマアプリを使った物販ビジネスで、自身でノウハウを編み出し書籍「スマホでメルカリ」を出版。
開発した物販の商品がテレビ番組「おは追う朝日」に出演(テレビ朝日)
ビジネスでは生徒思いでプライベートでは家族思い。
「関わった人は全員稼がせる」をモットーとして活動。
今回はスマホ1台でフリマアプリとLINEを組み合わせた月収100万円を目指せる物販ビジネスをついに公開。
この手法で妻も月収20万円を達成、小学5年生の長女も月1万円のお小遣いを実際に稼いでおりさらに多くの成功者を生み出している。
このような記載があり、書籍の画像も掲載されています。
書籍の説明は次のように記載されています。
本書は、メルカリ初心者と伸び悩む人に向け、基本であるより良い写真の撮り方、文章の書き方や 売り方の裏技など解説。まずは安定して不用品等が売れるようになってもらい、 次のステップとして、安定的に月に5万円の収入を得られるように、中国仕入れを取り入れる方法まで 具体的に解説します。■読者対象 メルカリをまだ始めていない女性やミドルシニア世代
・始めているけど収入に結びついていない人。うまくメルカリを活用できていない人
・副業で安定的な収入を目指している人
[出典:https://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E7%B0%A1%E5%8D%98-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%A7%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%AA-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%8B%E3%82%89%E7%A8%BC%E3%81%8E%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%8B%E8%A3%8F%E6%8A%80%E3%81%BE%E3%81%A7-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E7%A7%80%E6%A8%B9-ebook/dp/B08M93J8FD]
また、小学生の長女が稼げたという客観的にわかる証拠もないため、本当かどうかわかりません。
LINE×フリマに登録してみた結果
LINE×フリマに登録した結果、プロダクトローンチを使ったの内容のない副業案件だと判明しました。
公式LINEアカウントに登録すると、「LINEお宝アラート」といった、怪しい副業案件が送られてきます。
50分程度の長い動画が第1話ということからローンチすることでユーザーを募集するのが目的ではないかと考えられます。
このような案件にメールアドレスや個人情報を提供すると、悪用される危険性があるため安易に登録しないようにしましょう。
LINE×フリマの特定商取引法の表記
LINE×フリマの特定商取引法の表記を調査しました。
LINE×フリマの特商法の表記にある会社名と代表者名には見覚えがあります。
これは、以前に調査した「AIインカムシステム」という副業案件を提供していた会社です。
ほかにも提供しているいくつかの案件もプロダクトローンチを利用していることから、今回の案件も同じような手口が予想されます。
このようなデジタルサービスにおいて正確な特商法の表記は必ず必要になります。
なければ運営事業者や責任者、そしてその連絡先などがわからずトラブル時に対応してもらえない恐れがあります。
また、商品に関して、返品・返金だけでなく受け渡し時期、クーリングオフなどについても記載があることが通例です。
そのため、特商法が正確でない案件は、信用性が極めて低いと言えるでしょう。
訪問販売はネット販売、情報商材などにおける業者と消費者の紛争が生じやすい取引について、勧誘行為の規制や紛争を回避するための規制、及びクーリングオフ制度などを設けています。